断熱・遮熱リフォーム


快適な環境をつくるのに断熱材はなくてはならない重要なものです。夏場の熱気や冬の冷気を抑え、室内の冷暖房の効率を上げるにも断熱性能はかかせません。そして断熱性能を発揮するためのしっかりとした施工も大事な要素ですので、どの断熱材が自分の住まいに一番適しているのかを見極めることが必要です。

□ 断熱のリフォーム場所と方法

断熱材は家の『 床下・壁の中・屋根裏もしくは天井の上』に施工されていますが、断熱を新築同様にリフォームするということは、なかなか大がかりな工事となります。家全体のリノベーションを考えているならば、外壁や内装材を撤去したのち改めて断熱を施工するという方法がありますが、もっと簡易的なリフォーム断熱の方法をご紹介いたします。

・床の解体などをせずに断熱のみを行う方法 

< ウレタン吹付け断熱 >

点検口や収納から床下に入り込み、ウレタン断熱を床の裏側に吹付ける方法があります。断熱材の厚みも吹付ける量によって簡単に調節ができ、さらに吹付けた断熱材により気密性もできるので、床下からの気流を遮ることができます。

さらにお薦めするのが、断熱材を吹付けた床下を遮熱シートで包んでしまう方法です。

 


< 遮熱シートバリア >

断熱材は、輻射による熱の伝達にはあまり効果がないので、それを補うために遮熱シートによる輻射熱をシャットアウトして、床下の冷気は伝えず室内の熱は逃がさない、『遮熱+断熱」工法をお勧めしています。


・壁や外壁を壊さずに断熱を行う方法

< 断熱ボード >

部屋の壁や天井に断熱材付きのボードを貼り、あとは内装の仕上げをするだけの簡単に行える断熱リフォームです。3㎝ほどのボードの厚み分部屋は狭くなりますが、壁を解体して断熱をする費用を考えると格段にお安く済むので、必要性に応じて選択をして下さい。

壁が厚くなると窓枠や入口枠よりも出る場合は、枠を付け足すなどの工事が必要となってきますが、窓のインプラス工事と一緒に行えば効果も見た目も良くなります。

内装の仕上げは、自然素材のエコ・クィ―ン珪藻土をお薦めしています。

 


□ 断熱のリフォームの価格シミュレーション

【 9帖のダイニングキッチンの床/壁/天井を断熱リフォームした場合 】


□ 断熱リフォームとその他の工事との関連性

断熱材は壁内(壁の中)で施工されている事がほとんどで、断熱のリフォームをするにあたって、断熱材のみで施工をすることは床下の断熱以外は不可能となります。よって他の工事と併用して行う必要があり、室内側から内装のリフォームを兼ねて行うか、外壁側から外装のリフォームを兼ねて行うかの2通りとなります。

断熱のリフォームをお考えの方は、家の構造によってどの様な断熱リフォームが一番適しているのかをアドバイスいたしますので一度ご相談ください。

そして寒さや熱さに対するリフォーム対策には、窓のリフォームも一緒に行うことが重要です。