
【天窓の改修】
20年以上も経つとガラスも劣化してきますが、今回は網入りの天窓2重ガラスにひびが入ていました。近年気温の上昇も激しく、屋根の温度が60℃を超えることもあるようです。
網入りガラスは、割れにくいようにと開発させたガラスですが、これだけの高温になってくると、網(鋼材)の部分に熱を持ち網が収縮するためにガラスに負担をかけるようです。
今回はこの天窓を取替えるのではなく、天窓の上に新しくアルミ部材で枠を組み、耐熱アクリル板で保護してしまうことにしました。
天窓を取替えるとなると、屋根をめくり室内の天井部分を壊し、新しい天窓を設置し内装の補修と、工事としてどんどん大がかりなものになってきて、お客さんへの負担が大きくなってしまいます。ですから、今回のような回収方法を採用することにいたしました。




コチラが改修後の写真になりますが、外観もスッキリときれいに収めることができました。
割れている天窓ガラスは2重ガラスの内の1枚だけですが、念のために内側から飛散防止と遮熱の対策として、フィルムが貼ってありますので、安心して生活して頂けると思います。
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