ある会社の看板屋根が飛んで、照明がつかないとのご依頼がありました。
最近は温暖化のせいか、大型の台風や突風などが以前に比べて頻繁に起こり、各地で甚大な被害も出ているところもあり、心配されている方も多くみえると思います。
現場は某有名な中古車販売店で、看板照明器具を保護する屋根部分がなくなり、雨で照明器具が付かなくなり、漏電して電気が落ちてしまう状態だったそうです。
多分数ヶ月の間、このような状態で気づかずに放置されていたのだと思います。



残った屋根材と照明器具を撤去し、新しく下地をつくりガルバ鋼板の屋根を設けることになりました。
今度は、強風でも風が巻き込んで飛ばされないようなつくりにします。
普段の雨風では何もなくても、いざ台風や突風が来ると、想像をはるかに超える力が建物自体に加わるものなのです。
普段からこれくらいでいいだろうと思うこと以上のことをしておかないと、いざというときにとんでもない事態に陥ることがあると思います。
ここまでしなくてもと思うくらいが、非常時には当たり前のことになるのかもしれませんね。
ということで、職人さん達の迅速な対応をして頂いたおかげで、屋根は無事早急に修理することができました。
工事にあたる一人一人のやり方しだいで、施工の良し悪しは大きく左右されていきます。
何か工事を依頼されるときは、価格だけを重要視して決めてしまうのは、とてもリスクの高いことだと覚えておいて下さい。


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