心地いい自然の素材
住まいに自然素材をいっぱい使うことで、体にも環境にも優しいきれいな室内空間をつくりだしてくれます。
自然素材は、建築資材に含まれるホルムアルデヒドやVOCといった化学物質を含まないので、小さなお子様やペットにも安心な素材なんです。
#01 無垢の木
本物の天然木を柱や梁などの構造材に使い、内装には無垢フローリングや壁パネリング(羽目板)で仕上げ、肌触りが良く、お部屋に木の香りが漂う心地のいい空間をつくり出してくれます。
木の内部構造には、たくさんの空洞があるので空気層があり、熱を蓄える保温効果もあります。タイルなどを手で触るとひんやり感じますが、無垢の木は、手の熱を吸収し蓄えるので、冷たく感じないのです。
住まいづくりに使用される2種類の木材
住まいづくりに使用される木材は、無垢材と集成材という2種類のものがあります。無垢材は山より切出した丸太を製材し、規格の長さと大きさに加工した木材で、一方の集成材は板状に加工された木材を接着剤で何層にも貼り合わせてつくられた木材になります。
左写真 / 無垢材 右写真 / 集成材
無垢材と集成材の違い
どちらも木を使用しているので違いがないように思われますが、大きく違う所があります。それは、接着剤を使用しているかどうかという点です。
では接着剤を使うと、何がどうなるのか?
それは、木の特性が減少してしまうということです。 木の特性とは、内部構造に沢山の空洞がありその空洞が湿気を吸ったり吐いたりする調湿や保温効果を生み出しています。集成材は、接着剤により木の表面をコーティングしてしまうので、空洞を塞いでしまい調湿の効果がなくなります。それと接着剤に含まれる化学物質が、空気中に揮発していきます。
木の内部構造
無垢材と集成材のメリット・デメリット
無垢材の場合
メリット
デメリット
集成材の場合
メリット
デメリット
住まいの特性を活かす木材選び
無垢材と集成材はどちらも長所と短所がありますが、どんな住まいにしたいのかで使い分けをします。 「環境にこだわった暮らしがいい」という人は、木の温かみや香りを肌で感じられる無垢材をお薦めしています。
木を魅せた住まいづくりは、自然素材の家や無垢の家のように本物の木の特徴を活かした個性のある家になります。 「環境にそこまで気をつかわなくても」という方は、比較的安価な集成材を使い、別の部分に予算を掛けてもよいのではないでしょうか。
「どんな暮らしにしたいのか?」これにより、どの木材を使うのかが決まります。
#02 漆喰
woodlifeが使用する漆喰は、調湿性が高く不純物が少ない効果のあるものです。 コテの種類や塗り方によて、色々な模様の壁にすることができ、自分で塗ることも可能なので、家族で一緒に住まいづくりに参加することもできます。 珪藻土や漆喰は調湿効果が高く、余分な湿気を吸収したり乾燥時には吐き出したりしてくれるので、お部屋の環境を整えてくれます。湿気の多いサニタリールームなどの壁や天井にもオススメする自然素材です。
漆喰 / エスタコウォール
woodlifeが使用する漆喰は大理石が主原料のヨーロッパ産の塗り壁材で、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを吸着し、空気中の二酸化炭素を吸収しながら長い年月をかけて石灰石に戻り硬化していきます。 シックハウス症候群による健康障害の最大の原因は家具や建材などから放散される化学物質によるもで、 ホルムアルデヒドをはじめとする揮発性の高い化学物質で汚染された室内空気は、目・鼻・喉の痛み、頭痛、疲労感、倦怠感などの様々な健康障害を起こす原因になります。
エスタコウォールの性能
エスタコウォールは多孔質構造で、余分な湿気を吸ったり吐いたりして壁面が呼吸し続けます。また、多孔質構造の空気層があることで蓄熱しますので、部屋の温度を持続することができます。
エスタコウォールは静電気を発生させず、空気中の汚れを吸って黒ずんだり変色する事が少ない性質があります。たとえ汚れても自己浄化作用や汚れの落ちやすさも大きな特性です。 また、耐久性と割れにくさにおいてとても優れていて、空気中の二酸化炭素と化学反応し徐々に硬化し石化し続け、100年かけて主成分である石灰石にもどるといわれています。つまり、劣化することなく年々時間と共に割れにくく耐久性が増していく塗り壁材なのです。
#03 断熱材
woodlifeが使用する断熱材は、透湿性のある断熱材を使用します。
使用する部分により、セルロース断熱材やウール断熱材を使い分け、高い断熱性能を確保します。
「快適な心地いい暮らし」に大切な断熱選びは、とっても重要な要素なんです。
「セルロース断熱」
woodlifeが使用するセルロース断熱は、新聞古紙を主原料としたリサイクルでつくられるスーパージェットファイバーです。断熱材を専用マシンで適正密度に吹き込む工法で、小さなスキマにも断熱材が入り壁や天井、床をすっぽりとくるみます。メーカー登録施工店の専門スタッフが施工するので、的確な工事ができ安心です。
セルロースの性能
もともと断熱性能が高い木材を綿状にすることで、高い断熱性能が得られます。断熱材は固定した空気をより多く、その素材内部に抱え込めるかがポイントです。スーパージェットファイバーは、繊維の絡み合いで空気を抱えることに加え、植物繊維特有の一本一本の中にも空気を抱えることができるのです。
スーパージェットファイバーは難燃処理を施してあるので燃えにくく、炎をあてても表面が炭化していくだけです。万が一火災が発生しても、延焼を送らせる効果もあって、さらには天然素材なので有毒なガスの発生もありません。防音性にも優れ、100db(デシベル)の防犯ブザーを実験箱の中に入れてフタをすると54dbまで吸音でき、スキマがないと音もシャットダウン。
「羊毛断熱」
羊毛断熱材ウールブレスは原材料の70%以上がウールで、繊維が1本1本が複雑に絡み合い高い断熱性を保持します。またウールは、気温と湿度に合わせて体表の水分を調節することができる調湿性を持っています。
ウールブレスの性能
ウールの繊維は複雑な構造になっていて、2種類の異なった細胞からできたウール繊維はそれぞれ細胞の成長スピードが違うため、1本1本くるくると捻れた繊維を作ります。クリンプと呼ばれるこの縮れがウールの最大の秘密で、このクリンプによってウールは60%もの空気を含むことができ、空気の層が外気を遮断することで、ウールは優れた断熱性を発揮します。
また、ウールの繊維表面はスケールと呼ばれるウロコ状の表皮が重なり合って形成され、表面を覆っている薄い透明な膜は水をはじきますが、スケール自体は気体となっている水蒸気を内部にどんどん浸透させるという性質を持っています。湿度の高い環境下ではスケール内に湿気を吸湿し、乾燥した環境下では内部に蓄えられた水蒸気を放湿して壁内の湿度をコントロールします。 一般住宅(延床面積40坪・2階建て)の場合、ウールブレスで家を包むと500mlのペットボトル約152本もの水蒸気をウールブレスに保持することができます。
#04 自然塗料
天然木の無垢材に塗る塗料にもこだわり、植物を原料とした塗料を塗布します。浸透性の塗料なので塗膜をつくらず、木の呼吸を妨げることがありません。
小さな子供さんが手で触れたり、口に入れたりしても安心の自然塗料です。
建築工房 woodlife
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